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楽器の小細工!(笑)

さて、われわれ「シグマ」でございますが、ベンチャーズを中心に演奏しているのですが、シャドーズや寺内タケシさん、スプートニクスから高中さん等々といろいろ手を出している、「邪道ズ」でありまして、そのせいかベンチャーズ大好きの皆様には「ありえない!」ようなエクイップメントなどを使用することがあります。

そもそも楽器も「ドンズバ」をあまり使いませんので、最初っから邪道なのですが…。

大体、オリジナル・ベースは反則ですし、リズムに335はあり得ない!そしてキーボードは「イエス」狂い!と来ると話にはなりません。

このコーナーでは、そんなシグマの「楽器イジリ」のオタクぶりをご紹介いたします。

 

≪何で、ベースにこんなにエフェクターが必要なのか≫

 

 

 

 

かっこいいから!! by  ご隠居丹羽

 

<何故ジェリー・マギーのLPは歪むのか!?>

ってことで、ちょっと貴重品のご紹介です。

1973年、メル&ダイナミックスでジェリーさんの使ったレス・ポールの音、かっこよかったですね~!あの歪んだレス・ポールに憧れて手に入れられた方も多いと思いますが、買ってみて「あれっ!歪まない(泣)」という方へ。

これ使ってます!

当時のステージ、うちのとっつやん中村とマエストロ若松が見に行ってましてステージ間近で見たものとは!?テスコのアンプにしっかりと刺さってました。エレクトロ・ハーモニクス製パワー・ブースターです。今では簡単に歪ませられますが…

写真は当時まねして買った同型です。まだ健全です。

他の写真3枚は貴重なダイナミックスの公演パンフです。皆さん若い!ちなみに左から2人目が今では変わり果てた、ボブ・スポールディングさんです(笑)。

下が当時のアンプ、テスコです。テスコアンプのパンフにもこのダイナミックスの写真が使われていたそうです。(お持ちの方がいらっしゃったら写真見せて下さいね!)

 

☆様からジェリーマギーのLPB-1を使っている写真をお送りいただきました。拡大すると左端につながってます!(☆様ありがとうございます)

 

<Palm Pedal>


ギブソン・レスポールに付いている、変なものがこれです。ジェリー・マギーが'73に来日したときに使用していました。「パーム・ベダル」です。ビグスビー製ですが、こんなの付ける人はいないらしく、アメリカに直接問い合わせて輸入しました。

これはVの右(下!?)側が2番弦、左側が3番弦を押すようになっていて、手の平で押すと、それぞれ一音づつ「上がり」ます。トレモロ・アームとは逆ですね!

 

こんなエピソードがあります。

アメリカの部品屋「何につけるの?」

シグマ「レスポール!」

アメリカの部品屋「これってテレキャスみたいな平面ボディー用だからレスポールにつかないよ!」

シグマ「ベンチャーズが付けてたから付くよ!」

アメリカの部品屋「じゃ、付けたら写真送って!」

シグマ「あいよ!」

 

というわけで、棟梁中村の本領発揮で見事綺麗に付きました。レスポールに穴あけて自作です。ちなみにジェリーさんは約3センチくらい後ろに付けてます。アメリカ人は手が大きい!?

オリジナルのレスポールには勿論こんなもの付いていません。ちなみに中村氏、レスポールDXもう一台持っていて、そちらはオリジナルのまま保存しています。またエピフォン By Gibsonも所有していて、そちらにはこのパーム・ペダルが付いていて予備機としています。

 

※追記

よく聞いてみたら、パームペダルは当時でもすでに生産していなかったらしく、ビグスビーに強引に作らせたらしいです。そして最初からレスポールに付けるのは怖かったらしく、エピフォンで試して旨くいったのでレスポールにも付けたとのことでした。ちなみに3個限定で制作したようで、2個がシグマ。あと一個はどこでしょう!?

これがその「エピフォン」
これがその「エピフォン」

<Hip Shot>

変わり種、もう一つ。「ヒップ・ショット」です。

とは言ってもこれは改造ではなくてオリジナルにくっついています。テレキャス Dr.Kモデルです。写真のように腰(おしり!?)に引っ掛けて、ギターを左に引っ張ると「半音」上がります。ステージで見れば結構格好いいんですが、この写真、けっこうマヌケ!?ですよね!

<Signaiture Stick>


ドラムから珍品!?一つ。

「シグマ・KIKUCHI・シグニチャー」スティックです。おやじバンドはやりたい放題。欲しい方にはプレミア価格でお譲りいたします!(笑)

 

Pro-mark 5B/L ナチュラル仕上げです。

<Rims>

Rims
Rims

これはタムのマウント・システム「Rims」。

エアー・マウント方式(シェルに穴を開けないのと、一点支持ではない)なので響きが豊かで自然に鳴ります。ヴィンテージ系は元から穴が空いているので、改良は大変でしょうが、最近のドラムは最初から穴はあいていないケースが多いので、これを利用できますね!

もう一台のヴィンテージ・スリンガーランドは穴が開いていましたが、穴を埋めて、リカバリングしてリムズにしています。やはり響きが「豊か」になりました。

 

ちなみに、穴をふさぐ材料は、紙粘土やシーリング材など使ってみましたが、一番良いのは「木材(工)パテ」でした。お試しを!

さて、「ロート・タム」でおま!前のほうにあるうすっぺたいやつです。

一時期、メル・テイラーのいなくなったベンチャーズでジョー・バリルが8ブラザーズというパール製のメロディック・タムを使っていましたが、これはシェルがなくて、おまけにヘッドのところのフープを回すと音程が変わる優れものです。音はシェルがない分「破裂音」的な音がしてなかなか格好良いですね!

ちょこっとアクセントに使うと効果的。

「ブラスト」(4分18秒あたりから見られます)という打楽器チームでは結構使ってました。